2022/04/25
美容の力でスリランカ人女性に活力を!
日本の美容関係者7人が、発展途上国の女性にもっとおしゃれ等を楽しみ生き生きとした毎日を送ってもらいたいという想いでスリランカへ行き「ヘアーショー」を開催いたしました。
スリランカは2009年に内戦が終結して以来、急成長をとげている国です。
しかしながら、女性がおしゃれや個性を表現して楽しむ機会はまだまだ少ないです。
そこで、美容師の大嶋直樹さん・橋本明弘さん・金沢まいこさん・橘拓寿さん(marrianne表参道・BLESS名古屋)・岩井繁さん(株式会社アリミノ)・高野幹成さん・岡田尚友さん(岐阜アイベス株式会社)は、日本からスリランカに渡り、「スリランカ人女性にもっとおしゃれなどを楽しみながら人生を謳歌してもらいたい」という想いでヘアーショーを行いました。
ヘアショーは、スリランカ国内で行われたジャパンエキスポ2018の会場内で行われました。日本のヘアスタイル・カット技術が現地の方々にどう受け入れられるか不安いっぱいの中で始まったヘアショーでしたが、結果的に大反響でした。
最初は事前にお願いしていたカットモデルさんに対してカットを行っておりましたが、会場から「私もカットして欲しい!」という現地女性の飛び入り参加の声が出て多くの女性をカットする状態になりました!
時間が経つにつれて、カット希望者が後を絶たない状況になり、主催者側から「もっと現地の方々に喜んで頂きたいので時間を延長できないか?」という申入れが出て、終了時間を延長する程の喜びと笑顔にあふれたヘアショーとなりました。
事前にスリランカの美容学校にも声をかけ、ショーの当日は技術・情報交換等の交流を行いました。
美容学校の生徒さんたちは、ヘアアレンジにも興味を持ち、真剣な顔で技術を見つめていました。
「髪の毛が長いのが美人」という風習も残っているスリランカ文化において、特にショートカットのショーは現地の人々を驚かせ、美容学校の先生も、「今後、日本のみなさんと技術・情報交換を行いたい」と、とても関心を持ってくれました。
「美容」が日本の戦後の経済成長を加速させたと言われるくらい美容の持つ力は大きいです。
今回のヘアショーにたずさわったメンバーは、「美容を通じて世界の女性に活力を!」を合言葉に、今後も発展途上国への情報発信・技術普及などの活動を続けながら美容を通じて社会貢献を行って行く事を誓いました。
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